Marvelous!

もんもん趣味レーション!

古都へ、に

 さて、京都にむかわんとす。
 書き忘れましたが、新幹線は無事に確保することができました。大学から近い品川から京都の、そして、帰りは京都から実家の最寄り駅までの切符です。すんなりととれてしまい、ちょっと驚きました。指定席、GETです
 指定席を事前に取ったものの、当日に時間変更をして12時少し前の電車に乗りました。傍から見れば、帰省する大学生に見えたことでしょう。かなり荷物を抑えたので。小さなキャリーバック、小さなショルダーバックにカメラやガイドブックを入れ、ホームで新幹線を待ちました。昼に移動するのでお弁当を買わなければとかんがえるものの、いかんせん駅弁(なるものたち)はなかなか高額、晩御飯までおあずけにしました。その分の時間を使って、車中ではガイドブックとスマートフォン片手に1日目の旅程を組みました。あああそこにいいたい、こことここは近い、ここは歩いていけるかも、というように本の上の妄想旅行が繰り広げられました。最終的に目的地に付く前にスケジュールが組め、あとはただただ読書に勤しむことにしました。
 新横浜から京都まで、間には名古屋しか止まらず、びゅんびゅんと西へと向かって行きました。「線路は続くよ、どこまでも」なんて歌が頭のなかで流れました。なんだか口ずさみたくなるけど、静かな車輌の中で歌うのは恥ずかしくてできませんでした。たった一人だけの旅、不安もあるけれど、未知なる世界へ羽ばたく鳥のような期待で胸が膨らんでいるのは確かでした。
 静岡、愛知、岐阜、滋賀、そして、いよいよ京都へと向かっていきます。